シャネル　その言葉と仕事の秘密　山田 登世子

シャネル―その言葉と仕事の秘密 山田 登世子 ちくま文庫　2021 彼女のブランドと彼女の言葉は、抑圧された世界の女性を鮮やかに解き放つ──その伝説を一冊に。解説　鹿島茂 ２０世紀で最も成功した起業家の一人、ココ・シャネル。漆黒のドレスにショートカット、リップスティック、ショルダーバッグ―旧来のファッションに対するテロルによって「皆殺しの天使」と呼ばれた彼女は、女性の身体を解放し、今日における「当たり前」を幾つも生み出した。その強烈な「語録」から、類まれなる人生と伝説を読み解いていく究極のシャネル論！ 目次 第１章　贅沢革命１―アンチ・ゴージャス 　「金ピカ」葬送 　新品はチープ 　時価総額を自慢する馬鹿 第２章　贅沢革命２―偽物のチカラ 　黒のシンプリシティ 　宝石を廃絶する 　ブランドを自慢する馬鹿 第３章　著作権無用論―マスの思想 　ストリートはサロンより面白い 　著作権なんていらない 　シャネルとフォード―「大量生産」是か非か 第４章　起業家シャネル―ブランド・ビジネス 　モードは殺されるためにつくられる 　ブランドはパラドクス 　無からの創造 　ブランドとは伝説である 第５章　スタイルはライフスタイル 　追憶の衣装 　ギャルソンヌ 　メンズ盗用 第６章　はたらく女 　自由の鍵 　シャネルの実用主義 　恋人たち 　七十歳でカムバック あとがき 解説 シャネルをもっと知りたい人のための文献案内 シャネル略年譜 ファッションに疎い私だったが冒頭から読ませてくれる。この本はファッション関連本としてよりも文化の在り方、女性の自立について考える本と言った方が正しいと思う。ファッションやブランド、モードに興味がなくても全く問題なし。むしろその方が面白く読めるはず。 産業革命、車社会の到来、1914年の戦争を境に世の中のライフスタイルが変わると先駆者として時代のアイコンにもなりブランド価値を高めた。彼女こそがモードでありスタイルであった。（レビューより） カバーに少しスレが見られますが中はきれいです。 #ファッション #本 #BOOK #思い出本屋 #思い出本屋モード #思い出本屋デザイナー #思い出本屋化粧 #思い出本屋西洋文化 #思い出本屋評伝・自伝 #思い出本屋フランス #思い出本屋パリ #思い出本屋女性 #思い出本屋ビジネス #思い出本屋文庫

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