お気に入り登録した商品は、こちらのプルダウンから確認することができます
同一ショップで3417円以上購入時、送料無料
※同時に(一度に)購入した場合のみ適用となります
【 明日14:00 】 までのご注文で翌日お届けに対応。 定休日のご注文は翌営業日の発送となります。(定休日:日曜日, 土曜日, 祝日)
【重要】 交通事情や悪天候などの不可抗力が生じた場合は、商品到着の日時が変更となる場合が御座います。 また年末年始やクリスマスなどの繁忙期は輸送量の増加により【翌日お届け】対応が困難となる場合が御座います。 ※ご希望のご選択がない場合は、値札は外さず発送となります。
レビューはありません。
残り 2 点 280,000円
(372 ポイント還元!)
翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く
お届け日: 12月30日〜指定可 お届け日: (明日14:00のご注文まで)
ページ上部の「お気に入り商品一覧」からご確認頂けます。
30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください
58,000円
44,444円
48,000円
39,500円
20,000円
49,999円
【希少】Misia 直筆サイン入りポスター
30,000円
中華レンジ・中華コンロ・品
120,000円
桜井木穂 写真集 『うたかたの』 イベント 撮影現場 オフショット 限定 チェキ 1of1 1点もの ②
35,000円
◆◇DELA N1A ミュージックライブラリー HA-N1AH20 デラ 元箱 説明書 付属品有 動作確認済◇◆
76,000円
FCRB NIKE 迷彩ハーフパンツ
13,000円
多肉植物 ハオルチア 裏般若錦 立派苗 12cm鉢 根が丈夫 鉢そのまま発送
49,800円
うさぎさんのデコレーションケーキ
39,000円
国内正規品 GIVENCHY ジバンシィ 総柄オールオーバーロゴ 長袖シャツ BM60F612DS メンズ サイズ41(Lサイズ相当) ブラック ジバンシー
34,800円
グレインレザー シボ革 シングル ソファ
22,000円
天使 月 読書 雲 月でうたた寝
25,000円
280,000円
カートに入れる
世界的に有名なイリアンジャヤ州南西部のアスマット原始美術。その芸術性の高さは、ニューヨークにあるメトロポリタン美術館に「アスマット・コーナー」があることからも窺い知ることができる。プリミティブ・アートは、日本ではまだまだ愛好家そして理解者が少ないが、欧米諸国では、芸術品コレクターにとって『いつの日か、アスマット彫刻を手に入れたい』と、垂涎の的。写真の『男と女のラインダンス』像は、1997年10月にアスマットの中心村アガッツ(Agats)で開催された『アスマット芸術祭』の国際オークションでインドネシア文化宮(GBI)が落札したもの。作者はDomin Akat氏。アツィ(Atsy)村出身。その整然とした人物彫刻の連続は、オークション会場を大きくわかせた。腰を落とし、前の人の肩に両手を当てる。呼吸がぴったりとあったラインダンスの躍動感と集団美が見事に表現されています。男は計6名。全員が性器を出した状態の全裸です。これはかつてのアスマットではごく自然な光景でした。そして計5名の女性。合わせて11名。サッカーチームができそうですね!男と女が異なった方向を向いている姿も実にユニークです。一本の鉄木もしくはマングローブ材を削って創作した一刀彫りです。
アスマット地方の神話である「フメリピッツ(創造主で“風の人”の意味)」に拠れば、天から地上に降りてきた創造主は、丸太をくり貫いて男女の像を彫った。次に太鼓を作った。トカゲの皮で覆って、太鼓を打ち鳴らすと、その男女の人形は立ち上がり、リズムに合わせて踊り、歌い始めた。そうして人間としてのアスマット人が誕生した、と。つまり、人間は木から生まれたという神話です。太鼓は母でもあるのです。ちなみにアスマットとは、地元の言葉で「真実の人間」、「我々は木だ」を意味します。木から生まれたと信じるアスマット人は、死ぬと身内の手で木の彫刻になります。この神話に根ざした風習によって、アスマット地方では、彫刻文化が異常に発達したわけです。しかし、木から生まれたと信じるアスマットの人々は、密林との共生を今でも続けています。“森こそわが命の源泉”と考えています。なんとエコロジカルな生き様なんでしょうか。
サイズは台座の全長が95.5cm、幅が18-19cm。男性列の最大高が17.5cm、女性列の最大高が14.2cm。重さはおよそ5.5kg。
尚、アスマット彫刻に関しては『Asmat Art:Wood Carvings of Southwest New Guinea』(Periplus社刊)を参照されたい。 インドネシア文化宮は、インドネシアの24時間ニューステレビ局『メトロTV』東京支局がプロデュースするインドネシア情報発信基地です。
インドネシア文化宮ブログサイト:http://grahabudayaindonesia.at.webry.info/