特別貴重刀剣 二尺二寸一分 「月山貞吉」 卸売 倉敷刀剣鑑定「高橋義宗」極め 剣彫刻 梵字彫刻 匂出来の働き豊富な備前伝の傑作刀

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商品情報

◆日刀保認定特別貴重刀剣無銘「月山貞吉」 倉敷刀剣鑑定無銘「高橋義宗」(高橋貞次人間国宝の兄)に極められた刀 刀身彫刻見事な備前伝の名品
◆法量刃長: 66.9cm、 反り: 1.2cm、 (二尺二寸一分)
元幅: 31.4mm、 元重: 7.3mm先幅: 22.1mm、 先重: 5.5mm
測定方法の差異等による誤差は、ご容赦下さい。
健全で、刀身彫刻も見事で、身幅広く、重ねの厚い欠点の無い極上の一振りです。是非ご落札下さい。

◆日本美術刀剣保存協会鑑定(特別貴重刀剣 月山貞吉)本作は、身幅広く、豪壮な体配の刀で、備前伝を踏まえつつ規則性のある互の目の刃文構成に特徴があり、大坂月山派の祖・月山貞吉の作と極められています。月山貞吉(弥八郎)は、出羽村山郡笹川村に生まれ、文政中期、二十歳頃に江戸の水心子正秀のもとで修行し、三十歳頃に大坂に移って以降、明治三年に七十一歳で没するまで約40年間に渡り作刀したと伝えられます。門下には、後継者となる月山貞一をはじめ、草野吉明、堀井胤吉、剣龍子貞晴らがいます。

◆倉敷刀剣鑑定結果・時代 大正・昭和・国 大阪府・系統 潜龍子祐定系・造り 本造り・帽子 乱れ込んで先返る・肌 小板目細かくく錬れて詰む・刃文 匂出来互の目丁子乱れ
①本刀の特徴本刀は生ぶ茎無銘の刀で、制作年代は体配及び地鉄鍛錬法に加えて、刃文の特性等から鑑みて、大正年間から昭和の前期かけて鍛刀された一口と捉えられる。鍛えは小板目肌細かく錬れて詰み、地沸つく。刃文は匂出来の互の目丁子乱れを焼いて丁子足よく入る等、華やかな出来を顕しており、刀身に施された彫刻も調和がとれている。この特徴から、高橋義宗刀匠による末備前勝光写しの一例と考えられる。

②概要高橋義宗刀匠は、本名を高橋徳太郎と云い、明治30年に愛媛県で生まれ、大正2年に備前長船祐定(横山潜龍子祐定)に入門し、備前伝を習得。同7年頃より備前岡山・逸見義隆に刀身彫刻を学び、大正9年に上阪して、延寿太郎国俊からも同伝の鍛刀法を収めた。人間国宝高橋貞次の兄である。
③倉敷刀剣鑑定結果刃文10点

◆付属品・特別貴重刀剣認定書・倉敷刀剣鑑定書・刀袋・白鞘・ハバキ
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