こちらは、当時SAKEROCKのリーダーだった星野源さんが、ソロシンガーとしてのライブ活動を開始した2005年、星野さんご自身が手作りで200枚のみ制作した幻の自主制作盤『ばかのうた』です。星野さんのソロデビューのきっかけは、坂本龍一さんや高橋幸宏さんが所属していたYMO、Yellow Magic Orchestraのリーダーである細野晴臣さんが、星野さんの歌を気に入り「一緒に何かやってみない？」と声をかけた、というのはとても有名な話ですが、もしかすると細野さんが星野さんの歌を聴いたのはこの貴重なCD-R作品だったかもしれません。星野さんが一般に知られているファーストアルバム『ばかのうた』でデビューするのは2010年となり、その5年も前、アルバムとは全く違うアレンジと歌い方で新鮮に響く、生まれたばかりの楽曲が6曲収録されています。(特に『次は何に産まれましょうか』は『フィルム』版とは全く違う歌い方がされています)こちらは一時オークションやレコード店にて20万円から15万円程度で取引されていたお品ですので、現在のこの価格は本当にお買い得かと思います。また、本作は星野さんの手作りCD-Rによる自主盤という性質上、おそらく数十年後には世の中に存在する200枚すべてが再生状態になってしまうことが強く予想されます。そもそも市場に出回る機会自体がかなり希少なアルバムのため、次に目にするときにはCDが再生できる状態にあるかどうか不透明です。歌うことに取り組みはじめた星野さんが、ソロデビューして国民的アーティストになっていくまで、そのスタート地点を克明に記録したとても大切な作品です。星野さんの音楽が本当にお好きな方、ぜひこの機会を逃すことなくお手に取っていただけますと幸いです。状態に関しまして、外側のビニールにわずかな使用感がございますが収納口の糊は新品同様、歌詞カードも良好な状態、また出品時に全曲通しての再生確認を行いました。一度人の手に渡っているお品ですので、完璧を求める方、細かなことが気になる方は購入をご遠慮いただきますよう、またすり替え等防止のため、NCNRご了承いただける方に購入いただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。商品の情報カテゴリー : 本・音楽・ゲーム > CD > 邦楽商品の状態 : 目立った傷や汚れなし発送元の地域 : 北海道