タイトル”La Guerre d’Indochine 1945-1954”でフランスのTresor du Patrimoine社が2006年に出版したもの。

「インドシナ戦争1945-1954」。インドシナ戦争を多数の写真とともに解説したものは少なくありませんが、本書は豪華カートン・ボックス付で、内容、体裁ともに保存版とすることが出来るものです。ボックスには24カラットの金メッキを施したインドシナ戦争に従軍したフランスと現地の兵士への尊厳をあらわすメダルがあります。

本書は”La Coffret Guerre d’Indochine”とも呼ばれてもいます。内容としては1945年以降のインドシナ（カンボジア、ラオス、トンキン、アンナン、コーチシナ）での情勢を54年ディエンビエンフーまで網羅しています。1945年から歴史の流れに沿って進めていますが、大分類はされておらず、項目が数頁ごとに細分されています。

インドシナ、ベトナムのヨーロッパ人、インドシナと日本軍、武力による奪取の状況、主権の再構築、爆薬庫トンキン、レア作戦、インドシナ戦争と宗教セクト、ヤンツェの最終ラウンド、トンキンを手中に収める者、グエン・ビン、カオバン、ヴォ・グエン・ザップのデルタへの3度の攻勢、ホー大統領の寛大さで、アメリカの支援、ギアロとホアビン、コマンド、黒河の海軍、GCMA、汽車「ラ・ラファール」号、政治的混乱、ナサンの「罠」、補充された空軍、「パスツール」の輸送、…

…消耗戦、ピアストルの不正取引、工兵部隊、ナサンから避難せよ！、ムエット作戦、カストール作戦、ディエンビエンフーの医者、勝利の為に、ジュネーブの廊下、ディエンビエンフーの最終局面、インドシナの降下部隊SAS、ホアハオのコマンド、シェムリアップからの救出、デダール作戦、インシグニアによるインドシナ、インドシナにおける空軍、コマンド・ベルゲロール、ヨハン・シュリーケ、ライチャウからディエンビエンフーへ、見捨てられた戦術に向かって、脱出、アルバトロス作戦...など70項目以上。

写真が多いですが、写真説明以外に文章による記述も充実。 写真は合計450。

サイズは本が23x30.5cm（ボックスは23.5x31.5cm, 厚さ3.5cm, 300頁, ハードカバー（カートンボックス付）, 文章は全てフランス語です。また 本書は5,000部の限定出版で、出品分はフランス直輸入の全体がシールされたままの新品です。



サイズ（厚さ）がゆうメール、レターパックなどの規格外であるため、 配送はゆうパックを利用し、送料（落札者負担）は80サイズで地域により次の通り：兵庫県内1,030円、近畿・北陸・東海・中国・四国1,100円、関東・信越・九州1,200円、東北1,310円、沖縄1,630円、北海道1,750円です。

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