卸売 絶版!!名訳!! ドストエフスキー全集 全23巻揃 小沼文彦訳 筑摩書房 検:世界文学/トルストイ/ツルゲーネフ/チェーホフ/ゴーゴリ/プーシキン

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商品詳細「荒廃の祖国にたどりついた私は迷うことなく現在の仕事に足がかりを求め、鍛え上げられた健康な身体をもとでに、初志を曲げることなくドストエフスキー研究に全力を注ぐことになりました」(「『悪霊』に導かれて」より) 小沼氏は一九六八年に書いた文章で「わたくし個人の考え方によれば、新訳はいくらたくさん出ても結構だと思います。長老のX氏のように、この全集は自分のだけがあればそれで十分だ、などと言うつもりはさらにありません」と閉鎖的な日本のロシア文学研究の世界を批判している。 ドストエフスキーの作品を初めて翻訳して出版したのは、一九五〇年十月に三笠書房から出した『虐げられた人々』とみられる。翌一九五一年五月に新潮文庫で『白痴』を刊行したのに続き、岩波文庫で一九五四年一月に『二重人格』を出した。三笠書房から一九五七年四月に『罪と罰』、翌一九五八年三月に『カラマーゾフ兄弟』を出版したが、いずれも抄訳だった。 小沼氏は、日本におけるロシア文学研究や翻訳のレベルの低さを嘆いていた。ドストエフスキーやトルストの作品は戦前から広く読まれた一方、ロシア語を本格的に学ぶ人は少なかった。二葉亭四迷、米川正夫、中村白葉、原久一郎といった、現在の東京外国語大でロシア語を学んだ人たちの努力によりロシア文学の裾野は少しずつ広がったものの、語学力が抜群の小沼氏からみれば、お粗末な水準だったのだろう。 従来のロシア文学者が安閑としてああした無責任な翻訳をつづけて来られたのも、ロシア語が人の多く知らない語学だというお蔭なのである。ロシア語がせめてドイツ語、フランス語程度に普及していて、日本にももう少しロシア語の読める人が沢山出ていたら、到底いつまでもあんな泰平の夢を食っていられたわけのものではない。  小沼氏は『ドストエフスキーー全集』に取り組むに当たってどのような翻訳を目指したのだろうか。全集刊行が始まった一九六二年に雑誌『文藝春秋』に寄せたコラムで、読みやすい日本語による翻訳を目指していたと強調している。 従来の翻訳の課題について「ドストエフスキーは難解と言われています。たしかにある意味では難解かも知れませんが、ロシア語で読めばとにかくわかるのに、日本語で読むとますます難解であるというのは、これは日本語の表現の問題ではないでしょうか」と問いかけている。その上で「翻訳を業とするようになってからも、自分で読んでわからない、また他人が読んでわからない訳文だけは絶対に書くまいという翻訳態度が生まれました」と語っている。
ご存じの方には多言ではございますが、その量と質からも、最高のドストエフスキー全集でございます。名訳中の名訳です。
大事にコレクションしておりましたが、増えすぎたDVD・CD類の整理をしており、この度出品させて頂きました。格安にて出品させて頂きましたので、どなた様かお引取り頂き、お楽しみ頂ければ、誠に幸いです。!かんたん決済。発送詳細発送はおてがる配送にてお送りさせて頂きます(ゆうパック)。注意事項*システム利用料・手数料などは一切頂いておりません。
*お決まりですがノークレーム・ノーリターンにてお願い致します。
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